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秋とは思えぬ残暑長引く9月、涼を求め黒部市宇奈月温泉、トロッコ電車に乗りました。
秋の気配は感じつつも山々の色づきはまだ遠く、深い緑の渓谷を片道1時間半、
素晴らしいパノラマに癒されました。
普通車両の座席は背もたれ無しの長椅子で、身体は巻き込む冷風にずっと覆われていたので、
薄着だった人は寒くて震えていたようです。
古く暗いトンネルの中をガタゴト右に左に登り下り、鉄橋からは真下の渓流を見下ろし、
カーブのたびにキーッ!キーッ!車輪とレールの大きな摩擦音などなど、
まるでアトラクション車両に乗っているようでした。
所々で工事作業員の方々が、乗客に手を振り歓迎してくださっているようで嬉しかったですね。
弊社はトンネル工事で使われる台車等を製作しているので、列車の連結部、足回り等は日ごろ視ています。
そんな一同が驚きの声を上げたのは、積雪期間に通行する冬季歩道(トンネル)の天井の低さと長さでした。
全長を歩けば、なんと6時間以上かかるそうです。
背の高い方は、少し前かがみの姿勢で歩き続けなければなりません。辛そう・・・Σ(・□・;)
復路は、風邪、腰痛予防のため窓付きデラックスシートの車両に変更しました。
翌日、兼六園にて
今回の旅行は、列車の乗り継ぎ回数が多い旅だったこともあり、些か疲れた方もいたようですが、
特にトロッコ電車、初乗車の人は、楽しい思い出の一つになったのではないでしょうか・・・